こんにちは!アミジャットの田島です。
皆さんは「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」というツールをご存知でしょうか?
SEOや検索連動型広告(リスティング広告)の施策では、検索キーワードの傾向を把握することが大切です。
「Ubersuggest」とは、検索キーワードのチェックツールで、chromeの拡張機能として無料で提供されており、検索キーワードのボリュームや広告掲載したときの平均クリック単価(CPC)の目安などを、簡単に把握できるツールです。
私も実務で「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」を活用していますが、Googleが提供している「キーワードプランナー」よりも“直ぐに知りたい情報を取得”できて、とても便利です。
今回は「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」の便利な点や、「キーワードプランナー」との違いを紹介していきます。
目次
- 1 「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」とは
- 2 「キーワードプランナー」と「Ubersuggest」の違い
- 3 chromeの拡張機能「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」で確認できること
- 4 Ubersuggestの機能1:キーワードの検索ボリュームと平均クリック単価(CPC)
- 5 Ubersuggestの機能2:サジェストキーワードの検索ボリュームと平均クリック単価(CPC)
- 6 Ubersuggestの機能3:キーワード毎のSEOの難易度(SD)
- 7 Ubersuggestの機能4:ドメインの強さを数値化した「Domain Authority」
- 8 Ubersuggestの機能5:ページ毎にGoogle検索からの流入数を推測する「流入見込み」
- 9 Ubersuggestの機能6:SNSでのシェア数と被リンクの数と被リンク元の把握
- 10 無料の拡張機能「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」まとめ
「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」とは
「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」とは、マーケターの「Neil Patel」氏が開発した、検索キーワード分析ツールです。
海外のツールですが日本語にも対応しており、具体的には検索キーワードのボリュームや、検索連動型広告を掲載したときの平均クリック単価(CPC)の目安を確認できます。
検索連動型広告を掲載するときや、ホームページやブログのSEO対策をするときは、事前に対象となる検索キーワードの傾向を把握する必要があります。
「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」を上手く活用することで、業務の効率化や施策の成果向上に役立ちます。
chrome拡張機能で「Ubersuggest」を導入
「Ubersuggest」はchromeの拡張機能として導入することができます。
■chrome ウェブストア
専用アカウントの登録も必要なく、無料で利用が可能です。
「キーワードプランナー」と「Ubersuggest」の違い
Googleが提供している検索キーワード調査ツールに「キーワードプランナー」というものがあります。
■Google 広告「キーワードプランナー」
「キーワードプランナー」を使うためには、Google広告アカウントを開設する必要があり、Google広告アカウントを開設すれば、実際に広告を配信していなくても活用できます。
ただ、Google広告アカウントを開設する際に、広告費の「自動支払い」を設定する必要があり、アカウント開設の設定方法を間違えてしまうと、意図しない広告が配信されてしまうという危険性もあります。
(たまに『テスト|テスト』という広告を見たりしませんか?これは恐らく、アカウント開設時に設定を間違えてしまったのかもしれません…)
「キーワードプランナー」自体は、検索連動型広告の運用実務に役立つツールですが、単純に検索キーワードの傾向を把握することに使うのであれば、「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」の活用をおすすめします。
chromeの拡張機能「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」で確認できること
chromeの拡張機能「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」を設定すると、Google検索エンジンでキーワード検索を行うだけで、あらゆる数字を簡単に確認することができます。
例えば「アガット」で検索すると、このような検索結果画面になります。※個人的に「アガット」が好きです。(買わされる側として…)
赤枠で囲んだ部分が「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」の機能です。
「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」の機能で、特にSEMの施策検討に役立つ機能をピックアップして紹介します。
Ubersuggestの機能1:キーワードの検索ボリュームと平均クリック単価(CPC)
私は最近、英語の勉強を始めましたので、Googleで「オンライン英会話」と検索してみます。
「オンライン英会話」で検索をすると、検索ボックスの中に「月間検索数」と「平均CPC」が表示されます。
なお、Google 広告の「キーワードプランナー」にて、「オンライン英会話」の検索ボリュームと入札単価を確認してみると、
・月間平均検索ボリューム:49,500
・ページ上部に掲載された広告の入札単価(低額帯):¥264円
・ページ上部に掲載された広告の入札単価(高額帯):¥918円
という数値が表示されました。(2021年2月8日時点)
「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」と「キーワードプランナー」の、検索ボリュームや平均クリック単価(CPC)に、大きな乖離はないようです。
検索キーワードの大まかなボリュームや平均クリック単価(CPC)の把握には、「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」を活用した方が簡単で効率的です。
Ubersuggestの機能2:サジェストキーワードの検索ボリュームと平均クリック単価(CPC)
別のキーワード「英会話スクール 比較」で検索してみると、検索結果画面の右側に『こんな傾向があります…』と、関連する検索キーワードの一覧を表示してくれます。
「英会話スクール 比較」の関連キーワードとしては、「ビジネス 英会話スクール 比較」の平均クリック単価(CPC)が高い傾向です。
恐らく、ビジネス英会話は一般的な英会話よりもカリキュラム内容が多いので、
・英会話スクールとしての売上も大きい。
↓
・許容CPAも高くできる。
↓
・入札も強くして配信できる(=クリック単価も高くなる)
のかなと推測できます。
『検索連動型広告を掲載する前に、クリック単価や配信ボリュームのシミュレーションを作成したい』
『SEOで狙うキーワードを「検索数×CPC」から決める』
など、サジェストキーワードの傾向把握は、SEMの実務に役立つ機能です。
Ubersuggestの機能3:キーワード毎のSEOの難易度(SD)
右側に表示される「サジェストキーワード」の項目の中に、「SD」というSEOの難易度を示す指標が表示されます。
「英語学習」で検索した際の、サジェストキーワードのSDを確認すると
・英語学習:54
・英語 学習 アプリ:26
・英語 学習サイト:24
と、「英語学習」のSD値が最も高く、この検索キーワードでSEOの上位を狙うのは難しいと想定できます。
もし英語学習に関するホームページを持っていて、SEO対策を行うのであれば、SDの数値が低いキーワードに合わせて『英語学習アプリのレビュー』や『英語学習に役立つサイトのまとめ』などのコンテンツを作ると良いかもしれませんね。
Ubersuggestの機能4:ドメインの強さを数値化した「Domain Authority」
「Domain Authority」はサイト(ドメイン)の強みを様々な要素から分析した指標で、0~100で評価点が付けられています。
私の大好きな「新日本プロレス」の公式サイトの「Domain Authority」は60でした。(2021年2月8日時点)
“様々な要素”の詳細は分かりませんが、恐らく「ドメインを作成してからの期間」や「ドメイン内のコンテンツの更新頻度」が関係しているのではないかと予想しています。
Ubersuggestの機能5:ページ毎にGoogle検索からの流入数を推測する「流入見込み」
「流入見込み」は、そのページがGoogle検索から月間でどれぐらい流入数があるか推測する指標です。
私のホームページ「amijat.work」で検索した結果がこちらです。
ページ毎に「流入見込み」の数値が異なります。
ちなみに「流入見込み:936」のブログ記事『フリーランス独立1年目の収入を公開|ウェブ広告運用者のケース』
このブログ記事のサーチコンソールでの過去28日間のクリック数は「797」です。
また「流入見込み:187」のブログ記事『リスティング広告代理店の選び方。現役フリーランスが解説』
このブログ記事のサーチコンソールでの過去28日間のクリック数は「125」です。
「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」の「流入見込み」の数値は、恐らくページ内でよく登場するキーワードについて「検索ボリューム」と「掲載順位からの推定クリック率」を掛け合わせて、流入数を算出しているのかなと推測します。
まぁ、競合サイト(ページ)に対して、Googleオーガニック流入把握の目安にはなるのかなと思います。
Ubersuggestの機能6:SNSでのシェア数と被リンクの数と被リンク元の把握
ページごとの「ピンタレスト」と「Facebook」でシェアされた回数を確認できます。
またページごとの参照ドメイン数(被リンク数)を確認することができます。
クリックをすると、実際のどこから被リンクされているかを確認することが可能です。
これも競合サイトのチェックに役立つ機能です。
※今回、自分でも驚きましたが「アミジャット」の平均CPCって685円もするんですね…。高いw
無料の拡張機能「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」まとめ
「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」は、簡単に検索キーワードのボリュームや、広告配信時の平均クリック単価を確認できるツールです。
検索連動型広告の運用やSEO対策では、検索キーワードの傾向把握が大切です。
検索キーワードの向こう側にいるユーザーの心理を理解した上で、効果的なウェブ広告運用やSEO施策(=SEM)を進めていきましょう。