コピーサイトの管理者を探す

先日、複数の広告代理店のブログ記事をコピー掲載したサイトが発見され、ちょっとした話題になりました。

私もこのコピーサイトを確認したところ、私が投稿した記事がコピー掲載されており、その中で使っていた「アミジャットのロゴマーク」が無断で掲載されていました。

まともなサイトに「アミジャット」の紹介としてロゴマークを使用されているのなら構わないのですが、怪しいコピーサイトに無断でロゴマークを使われることは誠に遺憾です。

これは「著作権侵害」ですので、コピーサイトからロゴを削除してもらうよう、サイトの管理者を調べつつ、プロバイダ責任制限法に基づいて「発信者情報開示請求」を行いました。

一連の流れや「発信者情報開示請求」の手続き内容をブログにまとめましたので、コピーサイトによる被害でお困りの方の参考になれば幸いです。

※「コピーサイトの管理者を調べた話」は、あくまでも私個人が調べた情報で、犯人だと断定されている訳ではないです。そのため、個人情報を守るためにモザイク処理を多く使用しています。ご了承ください。



2021年7月16日現在、このコピーサイトは閉鎖されています

実はこのブログ、仕事の合間にチョコチョコと書き進めていまして、2021年7月13日に「発信者情報開示請求」を行いました。

で、その翌日の7月14日の夜に、コピーサイト自体が閉鎖されたんですよね…。

正直

『「ウチのロゴマークを削除して」という目的は果たしたので、コピーサイトが閉鎖された状況で、こんなブログを公開するってどうなんだろう…』

とも考えましたが

1:『今まで盗んでいたものは削除しました。これにて一件落着!』はちょっと違うよね。
⇒「漫画村」の問題も、削除したから罪に問われないってことではないので。

2:今回のコピーサイトを作った人(または組織)が、別の手法で同じことを繰り返すかもしれない。

の2点から、やっぱりブログを公開することにしました。

コピーサイトが閉鎖されてしまったので、誰がこのコピーサイトの管理者だったのかは謎のままですが、

・コピーサイトの管理者について、インターネット検索でここまで分かりました

・「発信者情報開示請求」ではこんな手続きを行いました

を、再犯防止の願いも込めて紹介します。



今回のコピーサイトの概要について

コピーサイトの存在を知ったきっかけは、コチラのツイートです。

私も気になりまして、このコピーサイトにたどり着いたのですが、「ブログの内容が、他社のブログの内容に似ている」とかのレベルではなく、「ソースコードを丸ごとコピー」しているんですよね。

ブログの文章だけでなく、ブログで使っている画像や写真も使われていまして…。さらにソースコードを整えている訳じゃないので、画像や写真のレイアウトや大きさもグチャグチャでした。

怒って当然です。

私もたまに“真面目風ブログ”を書いていますが、

『公式ヘルプの内容と異なることを説明していないか?』

『他社様のブログ内容と被っていないか?(パクリと思われたくないため)』

など、時間をかけて作成しています。

あと、どんなブログ記事でも

『この内容、誰かに批判されないだろうか…』

といった“怖さ”を乗り越えてブログを公開しています。

本当にこのコピーサイトの管理者は、

『真面目にコンテンツ制作している人達を愚弄しているな』

と感じました。

コピーサイトに掲載されていた元ブログ(コラム)一覧 ※敬称略

コピーサイトの代理店一覧画面

アナグラム株式会社

アユダンテ株式会社

ASUE(アスエ)株式会社

アクセンブルの広告運用ブログ

UNYOO.JP

運用型広告研究所(ギャプライズ)

運営堂

株式会社 才流(SAIRU INC)

カルテットコミュニケーションズ

ブルースクレイ・ジャパン

株式会社プリンシプル

マーケターのよりどころ「FERRRT」

株式会社ユニアド

もちろん上記のブログ記事は、各事業者様の著作物です。

アミジャットの「ロゴ」が使われていたページ

ウチ(アミジャット)のブログ記事自体はコピーされていなかったのですが、「運営堂」さんに私が投稿した記事がコピーされていて、その中で使っていたロゴマークも勝手に掲載されていました。

◇運営堂さんの元記事

ロゴマークは私の著作物です。

私は大切なロゴマークを悪質なコピーサイトで勝手に使われたくないので、「著作権侵害」としてロゴマークを削除してもらうよう、動くことにしました。



其ノ壱:「ココナラ」で怪しい仕事発注ページを発見

このコピーサイトの管理者に対して、ロゴの削除をお願いしたかったのですが、このサイトは管理者情報の記載やお問い合わせフォームもなく、連絡の取りようが無かったんですよね…。

そのため、コピーサイト上の情報を手掛かりに、管理者を探すことにしました。

まず、このコピーサイトで特徴的な点は、「投稿者アイコンの写真が某海外ドラマの主人公」でした。

そこで、この投稿者アイコンを元に「Google 画像検索」を行いました。

検索結果には「モトクロスチームを応援」「訪日外国人を歓迎します!」「イケメン坊主図鑑」などが出てきたのですが、「ココナラの仕事一覧ページ」も出てきました。

『これは何か怪しいな』

と思い、仕事一覧をチェックしてみると、今回のコピーサイトの作成内容や公開時期が一致する仕事情報を発見しました。

ひとまずこの時点で下記のツイートを投稿。(30日の午後5時)

ココナラの仕事内容では、あくまで「まとめサイトの作成」だそうです…。

ココナラの依頼者の人物像について

最初にコピーサイトを見たとき、

『ネットリテラシーを理解していない若い子が、ちょっとプログラムを書けるからと「キュレーションサイトを作ってみた」のノリでやっているんだろうな』

と想像していました。

で、このココナラの依頼者ってどんな人なんだろうと、他の依頼ページも確認してみたら、「キーワードの掛け合わせツール作成」や「Facebook広告の入稿バルク」などの依頼があり、また「メルマガライティング代行」の依頼ページを確認すると、

【依頼主の業種】
ネット広告のスペシャリストです

時々、オンライン講座をやったり、登壇があったりします。

という記載がありました。

『え?私と同業種(ウェブ広告屋)の人なの?でもまぁ、「スペシャリスト」なんて肩書は誰でも自由に書けるからねぇ…』

という印象でした。

ただ、「ネット広告のスペシャリストです」の言葉が同業者としてどこか気になり、この人の情報が他にないか調べることにしました。

『ほんとに「ネット広告のスペシャリスト」だったら、ここまで露骨に同業他社のブログをパクるか?』

と思ったので。



其ノ弐:同じアイコンを使う人の名前(ローマ字)を発見

次に某海外ドラマの主人公名や俳優名など別の方法で検索を行うと、下記のページにたどり着きました。

謎の人物のキャプチャーその1

コピーサイトの投稿者&ココナラの依頼者と同じ写真アイコンで、ローマ字のフルネームを記載してコメントを投稿していました。

次にこのローマ字のフルネームでGoogle 検索をしてみると、色々な人のプロフィールページが表示されたのですが、その中でこのようなページを発見しました。

謎の人物の画像その2

「SlideShare」というプレゼン資料を共有するサイトで、同じ俳優の別写真を使った人が「Amazon Kindle」に関する資料を公開していました。

ページの中に「LinkedIn」へのリンクがあったので、クリックしてみるとこのようなプロフィールが。

謎の人物のキャプチャーその3

プロフィール上では、2010年9月からウェブマーケティング(ウェブ広告、SEO)に従事していると記載されていました。

『まぁ経験年数だけなら「ネット広告のスペシャリスト」かもしれないけど、この経歴って本当かな?』

と思いました。



其ノ参:ローマ字と同じ名前のウェブ解析士マスターにたどり着く

「LinkedIn」のプロフィールにたどり着いたので、そこから何か分かると思ったのですが、有益な情報は得られませんでした。

そこで、

『そういえば「Amazon Kindle」の資料を公開していたなぁ。Kindleで書籍を出しているのかも』

と思い、「(ローマ字のフルネーム) Kindle」でGoogle 検索をしてみました。

すると、とあるウェブマーケティング関連の書籍にたどり着きました。

で、その書籍の筆者の1人に、ローマ字のフルネームと同じ氏名(漢字)の人物がいました。

※以降、この人物の名前を「X氏」とします。

『まぁ、同姓同名の人なんだろうな』

と思いながら、X氏の名前でGoogle 検索を行うと、一番上に「ウェブ解析士マスター:〇〇〇〇(X氏)」と表示されました。

そして、このウェブ解析士マスターの紹介ページをクリックし、X氏のプロフィールを確認すると、「SEOやリスティング広告を得意とする」と記載があり、業務経験が一致することに。

『さすがにこれは偶然の一致でしょ…。ウェブ解析士マスターがこんなことしないよね…。』

と、ちょっとしたパニック状態。

このとき、某フリーランスとのチャットワークの内容がこちら。

DAN〇氏とのチャット-01

DAN〇氏とのチャット-02

振り返ってみると、調べ出してから1時間ぐらい(30日午後6時)で、ここまでたどり着いてますね。

さらに混乱させる人物「ウェブ解析士マスター:Y氏」

このウェブ解析士マスターX氏のことを調べると、別のウェブ解析士マスターの名前(Y氏)が出てきたんですよね。

で、このX氏とY氏は、それぞれウェブ解析士マスターとしてセミナーや登壇をしているのですが、2人の顔写真を見ると、似ている(同一人物)のような、別人のような…。

調べれば調べるほど、情報がグチャグチャになり、なんだかよく分からない状況でした。



其ノ肆:別ルートからTwitterアカウントの存在を教えてもらう

X氏の情報にたどり着いた後、別の方から

『こんなTwitterアカウントがありますよ』

と情報いただきました。

謎のツイ垢のキャプチャー

私は『さすがにTwitter上で情報を晒している訳がない』と思っていたので、Twitterのことは全く調べていませんでした。

コピーサイトとTwitterとアイコンが同じで、プロフィールにも「リスティング広告」に関わっている旨の記載があり、

『これ、もろにココナラの依頼者と同じじゃん…』

と、力が抜けて笑ってしまったのを覚えています。

ただ、同時に『でも、こんなバレバレなことするかな?』とも思いました。

このTwitterアカウントの発見のおかげで、今までバラバラになっていた情報を紐づけていくことができました。



其ノ伍:点と点の情報を線で繋げていくと…

「コピーサイト」「ココナラ」「X氏」「Y氏」「Twitterアカウント」これらの情報を1から調べ直して、点と点を線でつなげる作業にとりかかりました。

①「X氏」と「Y氏」

結論、「X氏」=「Y氏」でした。

根拠となるキャプチャーの掲載は、モザイクだらけになってしまうので避けます。

「X氏」や「Y氏」の名前で検索をすると、FacebookアカウントやYouTubeチャンネル、ライブ配信動画が出てきまして、それらの内容を確認したところ、「X氏」がビジネスネームとして「Y氏」の名前で活動していることが分かりました。

②「X氏」と「Twitterアカウント」

Twitterアカウントで投稿された動画。

nazoのツイ垢-X氏-01

この動画は、周りの人たちに「Twitterのライブ配信」について、実際に配信しながら説明している内容でした。

この動画を音声を聞いてみると

0:25 女性の声
『Twitterだったら、出来そう。』

1:04 女性の声
『Xさんのアカウント、何て検索すれば…』

1:07 Twitter主の声
『これね、ごめんなさい、裏アカなんですよ。これね、友人にも教えられない裏アカなので…』

と。

この内容を元に、「Twitterアカウントの持ち主」=「X氏」と推定しました。

③「Y氏」と「Twitterアカウント」

Y氏の名前で作られているFacebookアカウントの投稿の1つです。

Y氏のFBのキャプチャー

これと一致するツイートを発見。

この内容を元に、「Twitterアカウントの持ちぬ主」=「Y氏」(X氏のビジネスネーム)と推定しました。

④「ココナラ」と「Twitterアカウント」と「X氏」

ココナラで「統計の読み合わせ会」という仕事依頼を投稿していました。

ココナラ-仕事依頼

で、この仕事依頼が掲載されている時期と同じ時期のツイートがコチラ。

謎のツイ統計ツイート

「統計の読み合わせ会」についてツイート。

しかも『マスターの〇〇です』と、ご自身の名前を名乗ってます。

この内容を元に、「ココナラのアカウント主」=「Twitterアカウントの持ちぬ主」=「X氏」と推定しました。

「コピーサイト」「ココナラ」「X氏」「Y氏」「Twitterアカウント」の関係図

他にも線と線を結ぶ根拠はあるのですが、これ以上は個人を特定できてしまうので、ここまでの情報で関係図をまとめます。

関係図

調べれば調べるほど、「コピーサイトの管理者=ウェブ解析士マスターのX氏」という可能性が高くなっていきました…。

信じられない気持ちが強かったですが、ちょうどこの時期、私が「進撃の巨人」を1巻から最終巻まで読んでいたこともあり、

『違うと思いたいけど、「進撃の巨人」で壁を壊した巨人はアレだったしなぁ…』

と。

そのときのツイートがコチラ。

このときが、30日午後7時ですね。



其ノ陸:コピーサイトの被害に合われた代理店様に、情報提供することにしました

コピーサイトの管理者を調べたものの、推定された人物が人物だけに、この情報をどうしようかなと悩みました。

私も上級ウェブ解析士で、ウェブ解析士協会の一員なので、隠ぺいって訳ではないですけど、インターネットで集めた情報だけで『この人です』っていうのもリスクが大きいな、と。

X氏や協会から名誉棄損で訴えられる可能性もありますので。

そこで某フリーランスにどう対応するのがよいか相談しました。

その時のチャットワークがこちら。

DAN〇氏とのチャット-03

なんとこの某フリーランスは、私の許可もなく『アミジャットさんが情報提供します』とツイートをしてしまいました。

でもまぁ、私も情報を隠しておくのも気持ち悪いなと思ったので、乗っかる形で

『情報提供します』

とツイートしました。

このツイートをきっかけに、被害にあわれた事業者様のうち、7社からDMをいただきましたので、このブログに記載している情報+αを提供しました。



其ノ漆:実はご連絡いただいた代理店様には開示していなかった情報があります

6月30日の時点では分からなかった情報で、後で調べて分かったことがあります。

ただ、ど真ん中の個人情報でしたので、7社に『追加情報です』とお伝えするのは控えました。

どんな情報かといいますと、まず相関図を見ていただくと分かるのですが、「コピーサイトの管理者」を直接的に紐づける証拠が無かったんですよね。

「ココナラ」と「コピーサイト」のつながりも、「ココナラでの依頼内容と発注時期が、コピーサイトの内容や公開時期と近い」というだけですし。

なので『コピーサイトの管理者が誰なのか、直接的に紐づける情報はないか』と、仕事の合間に調査を続けました。

で、注目したのは、このコピーサイトはワードプレステーマに「Themeinwp」とう海外製のものを利用していたんですよね。

「Themeinwp」のデモサイトを確認すると、デフォルト設定では記事の投稿者(About Post Author)の部分に、メールアドレスが表示される仕様なんですよね。

投稿サンプル

「Themeinwp」のテーマを実際に使って試した訳じゃないので推測ですが、恐らくワードプレスの「ユーザー」に設定した項目が表示される仕組みなのかな、と。(コピーサイトの投稿者アイコンもGravatarのアバターだったので)

実際に公開されていたコピーサイトの盗作記事には、投稿者のメールアドレスは表示されていませんでした。

ただ、「site:パクリサイトのドメイン」で検索すると、200件以上のコンテンツがインデックスされていたので、

『もしかしたら、1記事ぐらい致命的なミスをやらかしてるのでは?』

と思い、インデックスされているページの”キャッシュ”を1つ1つチェックしていきました。

すると、ある記事のキャッシュでメールアドレスがバッチリと表示されていました…。

コピーサイトのメアド

合計3つの記事のキャッシュで、このメールアドレスを確認することができました。

もしこのコピーサイトが「ココナラの発注」通りだとすると、受注者にページ作成を丸投げしていて、投稿者情報の表示設定を「メールアドレスを表示」としたまま投稿してしまったのかもしれません。

で、X氏は「2021年ウェブ解析士公式テキスト」の制作に関わっているんですよね。

で、私はウェブ解析士協会スラッグのメンバーだったので、「2021年ウェブ解析士公式テキスト」関連のチャンネルを見てみると、

キャッシュのメールアドレス=X氏が使っているメールアドレス

だと分かりました…。

※このメールアドレス自体が盗まれていて、コピーサイトに悪用されていた可能性もありますが。

メールアドレスは個人情報ですので、代理店様への情報提供は控えました。



其ノ捌:プロバイダ責任制限法に基づき「発信者情報開示請求」を行うことに

コピーサイトの管理者について、ここまで調べてみたものの、メールアドレスに連絡を取るってリスクが高いなと思い、結局は法律に沿って動くことにしました。

「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」ですね。

通称「プロバイダ責任制限法」と呼ばれる法律です。

今回のコピーサイトを管理しているプロバイダに対して、

『著作権侵害を受けているから、サイト管理者の情報を教えてください』

っていう「発信者情報開示請求」を行いました。

私が「発信者情報開示請求」の際に行った手続き

手続き方法は下記の記事を参考に進めました。

まずはコピーサイトの管理プロバイダを調べて、その会社の”「発信者情報開示請求」の手続き方法のページ”を確認。

「著作権侵害されているページのキャプチャー」「著作権を証明するもの(ウチのホームページのキャプチャーと名刺を用意)」「印鑑証明書」を揃えました。

発信者情報開示請求-一式

その後、「発信者情報開示請求書」の書式をダウンロードして記入。

発信者情報開示請求-01

発信者情報開示請求-02

一式をレターパックに入れポストに投函。

発信者情報開示請求-レターパック

かかった費用は「ページキャプチャーの印刷代」と「レターパック代」で1,000円ほど。

ただ、印鑑証明書の発行や、ページキャプチャーの印刷などの作業に、微妙な時間を取られました。

余談:「発信者情報開示請求」を決意したとき話

複数の人から『X氏が「私じゃない」と否定している』とう話を聞きました。

私も状況証拠は揃っているものの、『真犯人は別人なのでは?』と思う部分もありました。

というのも、『もし私がコピーサイトを作って何か悪いことをするとしても、こんな簡単にバレるサイトは作らんよな』と

素人が2~3時間調べただけで、管理者が誰か特的できるようなコピーサイトを作りますかね?

ましてや、ウェブ解析士マスターなら、コピーコンテンツが犯罪だってことは理解しているはずですし、プロバイダ請求で個人情報を特定できることぐらい知ってるでしょ、と。

ずっとこの辺りが『冤罪じゃないか』と引っかかってたんですよね。

あと、私は2020年に「ウェブ解析士マスター」の試験を受けていまして、この資格取得の大変さと、レポート作成や実技指導をサポートしていただいたマスターの方達の真剣な姿勢を体感していたので、

『現役のマスターがこんなことする訳ないよな…』

と思っていました。

また、「発信者情報開示請求」も、印鑑証明を発行やキャプチャーのカラー印刷など手間がかかりますし、レターパックの郵送にもお金もかかるので、

『あとは代理店さんに任せればいいか』

という気持ちもありました。

で、どうしようかなと思いながらTwitterで「ウェブ解析士マスター」で検索してみると、とあるウェブ解析士マスターを名乗る人のプロフィールが、悪ノリというか、

「スケベが好き」

「僕のケツにいいねの数だけ正の字を書いて」

など、自分のブログでも書きたくないような文章を乗せてしまうんだな…というウェブ解析士マスターとしてのモラルに驚きました。

※2017年7月17日追記:上記のウェブ解析士マスターに関するツイートを掲載しておりましたが、ブログ公開後にプロフィールを修正されておりましたので削除いたしました。

それと同時に

『ウェブ解析士協会側も、なぜ「ウェブ解析士」の品位をさげる人達(なりすましも含めて)を注意しないのか…?自浄作用が働かない組織なのか…?』

と、悲しい気持ちになりました。

そんなこともあって、

『ウェブ解析マスターだからといって「ネット犯罪はしない」と限らないな』

と判断し、真面目に活動しているウェブ解析士マスターのためにも、コピーサイトの所有者をハッキリさせた方が良いと考え「発信者情報開示請求」の手続きを行いました。

コピーサイトが閉鎖したから一件落着…なのですかね?

2021年7月16日現在、コピーサイトは閉鎖されており、誰が何のためにコピーサイトを作ったのかは分かりません。

私が個人的に調べた情報も、”状況証拠からの推測”ですので、誰がコピーサイトの管理者だったのかは断定できません。

※私の推測だけで動きたくなかったので「発信者情報開示請求」を行っております。

今回のコピーサイトとは別件ですが、お知り合いの人のツイートを紹介します。

この詐欺サイトを見に行ったのですが、色々な商品が売られていて値段が安い。

で、購入しようとすると「氏名、住所、電話番号、クレジットカードの情報」を入力する画面になる、と。

サイト管理者情報は掲載されているんですけど嘘の情報で、こうゆうやり方で、個人情報とクレジットカードの情報を抜き取ってるんですね。

で、話を戻すと、今回のコピーサイトもやり方次第では、個人情報の抜き取りサイトに流用できるんですよね。

で、今回のコピーサイトも『閉鎖されたね。一件落着だね』で良いんですかね、と。

代理店様によっては

・流用された全てのページをDMCA申請する

・コピーサイトのIPとUserAgentを調べて、アクセスをブロックする対策を実施

など、ほんとに迷惑を被っているんですよね。

私が提出した「発信者情報開示請求」も、サイトが消えたので情報開示されない可能性が高いですし。(「損害賠償請求の行使」にチェックを付けていたら違ったかもしれませんが)

まぁ、やり場のない怒りを抱えたまま、特にオチもなく終わります。

『盗用サイト、カッコ悪い。』

※情報提供や各方面に働きかけをしてくださった皆様、ご協力ありがとうございました。

2021年7月17日:追記

一部の方から『管理者は誰ですか?』とご質問をいただいておりますが、個人名をお伝えすることはいたしません。

あくまでも私個人の”推測”でしかなく、また既にコピーサイトは閉鎖されております。

また、被害にあわれた関係者様にも、これ以上の情報提供は控えさせていただきます。

訴訟などで情報が必要な場合は、各関係者様にて「プロバイダ責任制限法」に基づいた手続きを行ってください。

ご理解のほど、よろしくお願いします。

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