gaパラメータのアイキャッチ

どうも~。まだまだ「GA4」を使いこなせていない田島です。

今回はウェブ広告を出稿するときに設定する「GoogleアナリティクスのUTMパラメータ」についてです。

広告媒体に合わせてUTMパラメータ(「utm_medium」や「utm_source」とか)を設定しますが、そのとき

『この広告はどう設定するのが正しいの?』

って迷ったりしませんか?

広告主や広告代理店によっても設定内容がバラバラだったり、解説ブログを読んでみても紹介する設定項目が異なっていたり…。

もちろん、Googleアナリティクスで何を見たいかによって、「utm_medium」や「utm_source」の設定も変わるので、『この設定が正しい』って正解はないのですけどね。

『たかがパラメータ、されどパラメータ』

分かりやすくプロレスで例えるなら、

『ロープワークは背中で当たる(両手でロープを掴む)か?それとも、半身で受ける(右脇でロープを掴む)か?』

ぐらいのテーマですが、

・UTMパラメータ設定に悩む人が多そうなケース

・私の場合はこんな感じに設定しています

をご紹介します。

※紹介する”設定例“は、あくまでも私個人がやり易いなと感じている方法です。”推奨設定“ではないのでご注意ください。



ケース①:Yahoo! ディスプレイ広告(以下「YDA」)の「utm_medium」と「utm_source」って何を設定しています?

YDAのUTMパラメータ。「utm_source」と「utm_medium」の付け方って、広告主様や代理店様によってほんとバラバラだなと感じることが多いです。

以前にTwitterで行った「YDN(今のYDAですね)のパラメータの設定方法」についてのアンケートがこちらです。

「参照元/メディア」に、「yahoo/display」と表示されるよう設定するケースが約50%でしたが、「ydn/cpc」や[ydn/display」「これ以外」で設定しているケースも。

YDAはほんとにパラメータの付け方がバラバラな印象で、私も新規のお客様のGoogleアナリティクスを見せていただいたとき、こんな状態になっていることもありました。

YDAのパラメータの例

まぁ”多様性”ってやつですかね。

私のYDAのUTMパラメータの付け方(21年7月現在)

前提として、YDAに限らずどの広告のUTMパラメータも、まずはお客様に

『御社内でパラメータ設定のルールは決まっていますか?』

を確認します。(勝手に自分のやり方に変えてしまったらダメですよ!)

で、『特に決まっていません(自由にやってください)』の確認が取れた場合、私はYDAのUTMパラメータを

utm_source=yahoo&utm_medium=cpm

に設定しています。

YDAを「utm_source=yahoo」にしている理由

まず、パラメータを付ける目的の1つに『Yahoo!検索広告と区別したい』があります。

で、「参照元(utm_sourceの部分)」を“yda”にして別けるのも1つの方法ですが、Googleアナリティクスには「参照元/メディア」という項目がありますので、

『参照元は“yahoo”で同じでも、「メディア(utm_sourceの部分)」で別ければ、検索広告かYDAか判別できるよね』

と、「utm_source=yahoo」にしています。

ケース③でGoogle 広告の例を出しますが、Google 広告の「メディア(utm_sourceの部分)」は、検索広告でもディスプレイ広告(GDN)でも基本的には“google”です。

なので、

『Yahoo!広告もGoogle 広告の仕様に合わせて、検索もYDAも「utm_source=yahoo」に合わせたい』

という、個人的なこだわりです。

YDAを「utm_medium=cpm」にしている理由

私は、Yahoo!検索広告のUTMパラメータ設定を「utm_source=yahoo」「utm_medium=cpc」で設定しています。

Google 広告は自動タグ連携すると「utm_medium=cpc」になるので、それに合わせている感じです。

たまにYahoo!検索広告のUTMパラメータを「utm_medium=paidsearch」にしている案件を見ると、『お、オシャレな設定だな』と思ったりしますね。

さて、YDAの話に戻しますと、「utm_medium」にはYahoo!検索広告で設定している”cpc”とは別のものを設定すれば「参照元/メディア」で区別できるのでOKとなります。

じゃあ何を設定しようかとなりまして、多くの人はTwitterアンケート結果のように「utm_medium =display」を設定するのではないでしょうか。

私も以前はYDA(旧YDN)に「utm_medium =display」を設定していました。(お客様とも合意の上です)

そして、お客様と複数人で定例ミーティングを実施したときに、お客様がGoogleアナリティクスを開き

『ちょっとGoogleアナリティクスで「ウェブ広告全体」の数値を見てみましょう』

と言って、Googleアナリティクスにデフォルトで用意されているセグメント「有料のトラフィック」でフィルターをかけたんですよね。

有料のトラフィックのキャプチャー

セグメントの名称が「有料のトラフィック」なので、『ウェブ広告を全部集計してくれるんだろう』と思いがちなのですが、これは「utm_medium」が特定の条件に合うものしか集計されず、“display”は対象外なんですよね。

有料のトラフィックの条件

お客様『Googleアナリティクスで、広告全体の数値を見てみると~』

『(その「有料のトラフィック」の数字、Yahoo!ディスプレイ広告は含まれてないんだよな…)』

みたいな。

ミーティングが終わった後に

『皆さんは普段から「有料のトラフィック」ってよく使いますか?』

を確認して、今のパラメータ設定だとYahoo!ディスプレイ広告の数字が含まれていない旨を説明。

で、“display”の代わりに何が良いかを考えた結果、“cpm”にたどり着きました。

“cpm”なら、セグメント「有料のトラフィック」の対象になり、「集客>チャネル」の分類も“display”と同様に「ディスプレイ」に分類されるので。

yahoocpmはディスプレイ

私は普段、Googleアナリティクスで「カスタムセグメント(自分で条件を設定したやつ)」を使っていると、デフォルトのセグメントは使わないことも多いので、

『お客様のGoogleアナリティクスの使い方に合わせて、パラメータ設定も考える必要あるなぁ』

と考える切っ掛けになった出来事でした。



ケース②:SNS広告の「utm_medium」は” social”それとも“display”?”cpc”?

SNS広告のパラメータ設定も、なかなか悩ましいですよね。

これは他の方が実施していたTwitterアンケートです。

「utm_medium = social」の人が多い結果でした。

SNS広告のパラメータの付け方を調べようとして検索してみると、SNS広告のパラメータ設定は「utm_medium = social」と紹介しているブログも多いですね。

ただ、「utm_medium = social」で設定すると、SNS広告の数字が「集客>チャネル」の中の「ソーシャル」に含まれちゃうんですよね。

個人的に

『オーガニックと有料検索が合算されるみたいな感じがして、なんか嫌だなぁ』

と、SNS広告は「ソーシャル」以外に集計したいな、という拘りがあります。

※お客様側で『SNS広告もチャネル「ソーシャル」としてまとめて見たい』という要望があれば別ですが。

私のSNS広告のUTMパラメータ(utm_medium)の付け方(21年7月現在)

「utm_medium =cpm」と設定しています。

理由はYDAと同じなのですが、

・デフォルトセグメント「有料のトラフィック」に含まれるようにしたい

・「集客>チャネル」で「ディスプレイ」に含まれるようにしたい

です。

また、「utm_medium =cpv」に設定すれば、デフォルトセグメント「有料のトラフィック」に含めつつ、「集客>チャネル」でSNS広告の数値を「他の広告」に含めることができます。

ただ、『これはこれでややこしいな』と思い、「utm_medium =cpm」に落ち着きました。



ケース③:Google 広告の「自動タグ連携」で、検索広告もGDNも「参照元/メディア」が“google/cpc”になっちゃうよね

Google 広告とGoogleアナリティクスを「自動タグ連携」すると、Google 広告側にUTMパラメータの設定をしなくても、自動的に各項目が計測されます。

すごく便利な機能なんですけど、これ、検索広告キャンペーンもディスプレイ広告キャンペーンも「参照元/メディア」が“google/cpc”として計測されちゃうんですよね。

私の場合、Yahoo!広告の「参照元/メディア」は

・Yahoo!検索=“yahoo/cpc”

・YDA=“yahoo/cpm”(人によっては「“yahoo/ display”」だったり)

なので、

『Google広告もGDNキャンペーンの「参照元/メディア」は”google/cpm”にしたい!!!』

という欲望が出てきちゃうんですよね。

皆さん、このモヤモヤどうしてます?(そこまで気にすることでもない?)

私のGoogle 広告の「参照元/メディア」の対応(21年7月現在)

結論、現在は『Google 検索広告もGDNも自動タグの“google/cpc”のまま』にしています。

以前は

『Yahoo!広告に合わせたいぃっぃぃ!!!』

の欲望が強かったので、Googleアナリティクスの「アドバンスフィルタ」という機能を使って、

「GDNキャンペーンからのセッションは、mediumを”cpm”に書き換える」

というような設定をしていました。

cpmに書き換えるフィルタ

これを行うと、GDNキャンペーンの「参照元/メディア」を“google/cpm”に変更することができました。

ただ、この設定を行うと、Googleアナリティクスの「集客>Google 広告」の項目に、GDNキャンペーンのデータが正しく反映されなくなるんですよね…。

計測されない原因は、アナリティクスのヘルプを読むと、恐らく「google/cpc」から変更してしまったためかと。

◆Google 広告レポートについて - アナリティクス ヘルプ

Google 広告に起因するトラフィックは、[参照元 / メディア] ディメンションの値が [google/cpc] になります。

Googleアナリティクスの「Google 広告」の機能を犠牲にしてまで、“google/cpm”にこだわる必要はないなと思い、GDNキャンペーンも自動タグでのデフォルトの“google/cpc”にしています。

ちなみに、Google 検索広告もGDNも「参照元/メディア」は“google/cpc”ですが、セカンダリディメンションで「デフォルト チャネル グループ」を選ぶと、

・Paid Search

・Display

で、検索広告とGDNとで別けて確認ができます。

Googlecpcのチャネル

Googleアナリティクス側で検索広告とGDNとで、ちゃんと別けてるんですね。



まとめ

UTMパラメータの設定方法は人それぞれですが、

『こんな設定に変えたら、Googleアナリティクスも見やすくなるんじゃない?』

みたいな感じで工夫していくと、なかなか面白いです。

あと、Googleアナリティクスヘルプで「デフォルトセグメント」や「チャネル」の分類条件(定義)を調べてみると、新しい発見があったりなかったりしますね。

余談:名刺のQRコードにUTMパラメータ付けてみたけどさ

名刺にQRコードを載せておりまして。

アミジャットの名刺

『折角だから計測しよう』

と「utm_source=qr&utm_medium=businesscard」ってパラメータを付けていたんですけど、過去2年間の「qr/businesscard」の流入ユーザー数を確認したら「3人」でした。

ビジネスカード

ちなみに21年7月30日は、私が試しにQRコードを読み取っていますので、実質「2人」ですね。

2020年1月以降、ウェブミーティングが主流になって、名刺交換というか、そもそも人と直接会うことが減りましたよね。

DXってやつですね。トリプルHとショーン・マイケルズですね。

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おしまい。

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